UHD（Ultra High Definition）または4Kと呼ばれる超高精細映像の伝送には、12Gbpsの高速データ伝送に対応したインターコネクトシステムが必要です。標準的なBNCコネクタを使用した場合、複数チャンネルによる構成が必要になる可能性があります。

SMPTE ST 2082により規定された12G-SDI（12Gbps Serial Digital Interface）規格は、受信機メーカーが定める許容損失を超えない範囲で使用する同軸インターフェースの電気的および物理的特性を定義しています。

いかに高性能なケーブルやインターコネクションであっても、送受信機器が12G-SDIに準拠した適切なコネクタを備えていなければ、信号品質の劣化は避けられません。


上図は、Gigatronix製エンドローンチBNCコネクタの代表的な性能と、SMPTEによる12G/4K SDI仕様との比較を示しています。

Gigatronixでは、BNC および HD BNC (マイクロBNC)を含む12G-SDI対応コネクタを各種製造しています。これらすべてのコネクタは4K UHD放送用途に最適化されており、単一チャンネルでの伝送を可能にする12G-SDI・4Kシングルチャンネル準拠製品であり、12GHzまで優れたVSWRおよびリターンロス特性を有しています。

コネクタの構成は、エンドローンチ、 垂直PCBマウント 、直角PCBマウントなど、多様なバリエーションをご用意しております。